また胴体の作りなおし
胴体をもっと小さく、高翼機にしようとデザインをやり直し。いろいろと描いてみて、結局鳥の胴体の形にはあまりこだわらず、昔のスーパーカーブームで取り上げられていたロータスエスプリとかその辺のラインを取り入れる事にしました。
外形が決定したらノートに1/6ドールを置いて、それが収まるようにオーニソプターの形を描いていきます。できるだけ小さくした結果、操縦者は横が全く見えない、視界が非常に狭いものになりました。胴体のほとんどがコックピットとしてえぐられており、強度を保たせることができるかどうか怪しいものになりましたが、小さくすることと高翼機にすることを優先しました。FRPで作ればなんとか保たせられるだろうと思っておきます。
脚ももっと簡単なものにします。一本足の3輪というのも考えましたが、とりあえず二本足の4輪で作ってみる予定。折れ曲がる関節部も無くしてみようと思ってます。というか脚の可動部は撤廃したほうがよさそうな感じ。
シートから作りなおし。バキュームフォームをする装置を作るために買った2mm厚のベニヤ板のあまりを使いました。合成ゴムボンドで接着し、弱そうなところをアルテコで補強してます。この後ポリパテで目どめしようかと思ってます。しかし椅子というよりベッドという感じ。
一旦作った胴体をさらに削りまくり、、隙間には余りのスタイロフォームを貼り付けて、だいたいの形を作ります。
左右に半分に割ります。前から後ろにかけて中心線を引き、そこから等間隔(5cm)に印を付け、上下に直角に線をひきます。
引いた線を元にして切断し、左右をくっつけます。これで等間隔に輪切りに出来たわけです。工具が無いので手間かけてやってます。精度は余り考えないことに……。
断面を方眼紙に写し取ります。これで、左右がどの程度対称になっているかが判りますね。少々歪んでるみたい。続いて断面図を大まかに切り抜き、片側だけ線を引きなおし、半分に折ってハサミで切り抜きます。
切り抜いた紙を断面に貼り、輪郭をマジックなどでなぞり、それにそってカッターナイフで削ります。これで少なくとも断面付近は左右対称になります。
輪切りにした部品を爪楊枝を刺したりしてくっつけ、他の部分を削っていきます。さらに気に入らないところをどんどん削ったり……。
ということでだいたいの形になったところ。他のサイトを見ると、CADソフトを使って断面を割り出し、断面のパーツを作って外板を貼っていくという順で作っているところがありますね。そちらの方がたぶん精度もよくうまく作ることができると思います。私はCADソフト持ってないし使ったこともないので上記のような順で作っている次第です。
しかしこれ、機械類を納める空間が十分にあるのかな……。
目玉みたいな部分はゼリーだったかお菓子の容器を使ってます。ここは透明塩ビかなにかで作る予定。センサ類が詰まっているという設定で作ります。胴体の真ん中、斜線を引いているところがキャノピー。コックピットの中が見えるよう、また人形を載せやすくするためにキャノピーは大きくするつもりです。
前に作った石膏型との比較。新しい胴体の全長は45cm弱と、最初の約半分に。これだけでも材料などはかなり節約できると思います。資金がもっとあって撮影スペースももっと広ければ大きい模型も作ってみたいのですが。