続々・製作途中

横から

フューエルタンクとシート、計器類、カウリング等がだいたい出来たので、素子を乗せてみました。タイヤが歪んでみえるのは広角レンズのお蔭ですので気にしないよ~に。

ちなみに素子はいわゆる27cmドールでして、ボークスのエクセレントAを改造、身長を縮めたものです。実測27cm。ちなみにボークスのエクセレントA等は植毛ヘッドを装着して実測28cmです。ただし腕の長さは同じ。短縮したのは首と胴体で、脚は逆に少し長くなっています(膝の関節を3mm延長)。

フューエルタンクとシートは、スチレンボードを積層したものを削って作ってます。今のところフレームを挟み込む形で固定しています。固定といってもガタガタですけど……

エンジンの下にあったフレームは切り取りました。ということでサイドスタンドは付けてない状態。

フューエルタンク部分のフレームを短縮した事により、元が1100ccのバイクには見えないですね……。中免で乗れそうなバイクって感じでしょうか。エンジンも非常に小さくなったし。

フロントカウル

フロントカウルはプラ板やスチレンボードで作ったりしましたがうまくいかず、結局リアのカウルを前後逆にして取りつけてみる事にしました。そこにスクリーンを取りつけています。カタナかな、と思うのはこのスクリーンくらいかもしれません。

ただこの部分も横に張り出しを付けたいし、ヘッドライト部分も作ってないしということなので、今後かなり変わってくるはずです。とりあえずコテコテの感じにはしたくないとは思っているのですが。

ヘッドライトは超高輝度EL板を使ってるという設定にもっていきたいので、今あるライトとは一線を画したものにしたい、ですが。

ライディングポジションはこんなもんかなぁと思ってます。少なくとも最初、模型のままハンドル、シート、フレームを組んだ状態で素子を乗せた時とは雲泥の差が出てます。あの時はハンドルに手が届かなかったし。

なお、素子が水着姿なのはあくまでも手足の様子が判りやすいからという理由であり、他意はございません。ないったらない。

後ろから

こうやってみると今ある普通のバイクとあまり変わらないかなというところですか。

シートの後ろにフレーム(ただのプラ丸棒ですが)が出てますが、ここはテールカウルで覆うのではなく、荷台にしようと思ってます。リアにはBMWのバイクみたいに両側にトランクが付けられようにもしたいのでした。

計器板

各種メーター類です。普通は速度計やタコメーター、燃料計、水冷エンジンなら水温計等が付いてると思います。関係ないけどTDR50は燃料計がないので走行距離を見ながら判断してましたが、ヤバくなってきたときは恐かったぞ。ここはカタナのを流用しようかとも思いましたが、工場の片隅で眠ってた部品を寄せ集めて作りましたって感じもほしかったので、箱型をしているバッテリーのパーツを元に作ってみました。

とりあえず速度計と警告ランプ、液晶パネルをプラ板等を切った貼ったでこしらえ、上には煙草のフィルターを切って作ったタコメーターを接着。その隣に電子部品(なんでしょう?)をなにかの表示板っぽく取りつけてます。メーターの針は0.5mm真鍮線で製作、とりあえず回るようにしてます。穴あけて差し込んだだけですけどね。

でもやはり作りなおす事にします。3桁だけですがラジカセのカウンタの部品があるので、これを元に製作しなおす予定。

なんて書きましたが、結局違うものになりました。時計に使われてた液晶をプラ板で囲ったものを付けました。

クラッチレバー

ハンドルのクラッチ/ブレーキレバーですが、素子の指では届きません。これは素体の手が1/6より小さいためと思います。人差し指が実測約9mm。これは人間の54mmになりますが、私の指は78mmあるんです。とりあえず私の手は平均より大きいとしても、やはり素体の手は小さいんでしょう。ということでレバーは可動にし、できるだけハンドルに近づけるようにしてみました。

改造は簡単で、ハンドルと一体成形になっているレバーを切り離し、これを覆うようなものをプラ板で作り、穴を開けて真鍮線を通すだけ。真鍮線は瞬間接着剤で固定(レバーまで接着しないよう注意)。あと、レバーを被う部品を削るなりなんなりしてそれらしく作ればOKでしょう。たぶん。

ところでこのバイクは「流体駆動」という、なんかよくわからん駆動方式をとっているためにオートマチックになってるという設定なので、クラッチレバーはいらないんですが……、どうしましょう?

ボディライン

後ろ斜め上から見たところです。フューエルタンクとシートの合わせ目を極端に細くしています。こうすると人形を乗せる時に大きく股を開かずにすみます。両足で挟み込む一番細い部分の幅は8mmといったところで、尻を乗せる部分は15~26mm、その後ろは18~26mmといった幅になってます。1/6カタナの模型のシートが、尻を乗せる部分が26~44mm、その後ろが33~55mmといったところなので、広い部分でも半分程度の幅にしています。ちなみに数値はいいかげんに計ったものなので、目安程度と考えてください

25cm人形を乗せてみる

25cm素体を乗せてみる

身長25cmの稲穂を乗せてみました。胴体を短くしただけでなく、腕も脚も素子より若干短くなっていますが、なんとかポジションをとれています。でもやや苦しそうですね。

ちなみに肩はボールジョイントを一つ足しているので、肩をすくませたり突き出したりする事が可能になっています。ここではとりあえず肩を前へ出した状態にしてますが、普通にしてても手は届くようです。