続・製作途中
画像がボケボケなのはご勘弁をば。フロントサスペンションを作り上げた後、ステアリング機構を組み込みました。フロントサスも本体とは2ヶ所で止めるようにしてます。ダンパーも組み込み。
サスとハブステア機構とを繋いでいた3mmプラ棒には、プラ板をつけた後エポキシパテを盛って成形しています。今回初めてミリプットのを使ってみました。タミヤのより多く入っているやつで、ボークス大阪ショールーム移転バーゲンの時に半額で買ったのですが、混ぜ合わせようとするとボロボロ崩れてしまいます。水気が足りない感じといいますか。あと、素手でやってましたけど、タミヤのを使うときよりも肌にビリビリと刺激がきます。これは手袋使ったほうがいいみたいです。
これでだいたいの骨組みは完成といったところです。
白いのがプラ板やプラ棒で、グレーの箇所が元の模型の部分です。これからオメガフレームの下の部分も切り取るので、いよいよ模型そのままという箇所が減っていきます。
ところでこの画像で判るかもしれませんが、車体中央のオメガフレームで車体の空間が上下に分かれます。左右にあるこのオメガフレームの間にはステアリング機構のロッドが2本貫いています。
どういうことかというと、でかいエンジンが積めなくなったということです。でかいシリンダとクランクケースがあるような、よくある置き方のエンジンは積めません。BMWみたいにシリンダを横向きにするとかなら大丈夫ですが……。もしくはシリンダが飛び出していないバンケル式ロータリーエンジンとか……。まったく空想のエンジンを想定しても良さそうですけどね。
画面左が前方になります。上側のロッドがステアリング機構、下側のアームがサスペンションのアームです。
ステアリング機構のロッド先端はライターであぶってマイナスドライバーでつぶし、2mmの穴を開けて同径のビスで取りつけています。
このロッドが押し出されるとタイヤは右へ、ロッドが引かれるとタイヤは左へ曲がります。で、左右に曲がるときの回転軸は地面に垂直ではなく、ある程度角度がついています。これがキャスター角になるわけですね。そうだっけ?
前輪。画面右が前方になります。
フロントのダンパーの部分です。ダンパーの固定は真鍮線で補強しているところもありますが、接着剤で付けただけの部分もあります。きちんとくっついてればたぶん大丈夫だろうと思いまして。
骨組みがある程度できたら、ヤスリで削ったりして形を整えます。
ステアリング機構も結構写ってますが、なんとなく判りますでしょうか……。ロッドが軽く曲がっているのが見えますが、これはタイヤが当たってしまうのを防ぐためです。ええ加減に作るとこうなってしまうという悪い見本。
ダンパーの取りつけ位置は、車輪の接地具合を見ながら決めていきます。
リアのサスペンションのアームと、後輪の内側のホイールとはがっちり接合しています。
後輪。画面右側が前方になります。
製作中のエンジンを積んで見ました。判りにくいかもしれませんが。
エンジンはバンケル式ロータリー+ウルトラチャージャー水素エンジン。プラ板とプラ棒のかたまりです。丸いのはSONYのポケステ用の電池です。瞬間接着剤とセメダインスーパーXで固定し、すき間をプラパテで埋めてます。
これでフューエルタンクとシートが付いたら、だいたいの外観ができる、と思います。
しかし、いかにもメンテナンス性悪そうな感じですね。実際BIMOTA TESI 1Dはその辺とてももの凄いと聞きますが~。
チェック
製作中、切りのいいところでドールを乗せてチェックします。おかげで素子の股の部分はすっかり塗装が剥げてしまいました。
シートを置く予定の部分には布きれを置いてフレームから少し浮くようにしてます。この状態で素子はハンドルも握れ、そこそこまともなポジションで乗れるようになっています。後ろにすみれも乗せてみました。
判るかもしれませんが、人形を2体乗せただけでリアのサスが完全に沈みこんでいます。適当に作るとこうなってしまうという悪い見本……。今さら作りなおすのも面倒やなぁ。
そこそこ決まっている、か、な……、というところ。
いいかげんカウリングやフューエルタンクの形状をきめないといけません。キャブレターとかも作らないといけないし。バイクって難しいですね。