はじめに

2020年に作ったキーボードの製作記録です。

3号機の可能性も踏まえた個人的な備忘録として、また、新キーボードに慣れるための練習として、これを書いてみます。

形ができたときの画像。今は配列をかなり変更している。

TRONキーボード(TK1)を知ったのは当時(80年代)のパソコン雑誌でした。その外観やキー配列に衝撃を受け、使ってみたいと思いました。

その後いろいろあって、2019年にキーボードを作ったのですが、操作性に難ありで没にしました。キーの物理配置が使いづらいとか、一部のキーで3つ以上のキーが同時押しできない(流用したコントローラの問題?)とかありまして。

という事で、以下の点を変更、再度作ってみる事にしました。

2020年現在、特に「自作キーボード」と言われる分野だと、キースイッチをはめ込むプレートや筐体の製作は3Dプリンタを使うのが普通かなと思います。私は持ってないし、データを作る技量も注文する金もないので、プラ板で工作しています。1.5mm厚のプラ板を主に使っていますが、今のところ問題はありません。これを書いている時点で、使い始めてまだ一週間もたっていませんので、大きな事はいえませんが。

ついでに、基板を注文したり作ったりする技量も金もアレなので、空中配線でいきます。

キーボードの大きさは、幅が362mm、奥行きが215mm。A4より大きいですが、B4に収まる大きさ(幅はギリギリですが)なので、タミヤのプラ板使いとしては助かる大きさになりました。プレートも底板もプラ板1枚ずつで済むのは助かります。

使用感

半月後

2020年6月13日の配置

使い始めて半月が経ちました。キーマップはまだちょくちょくいじっています。そろそろ安定しそうな感じもありますがどうなる事か。

苦行ってこんな感じなんだろうかと思ってます。交互打鍵っていいものなんだろうかとか、論理配列がいい加減すぎたかなどと思ったりもします。その前にキーキャップを一回り大きめに作り直さないと。

といいつつ、ほんの少しですが交互打鍵がうまくはまるときも増えてきた気もします。カーソルキーやBSキーなど、編集キーの操作はまだ時間がかかります。

今のところ、突然謎の文字列を吐き始めるとか、いきなり火を噴くといった事はないです。

2020年6月14日追記。キーマップ画像のSHIFTとCTRLが入れ違っていたので修正画像に差し替えました。

三週間ちょい後

2020年6月24日の配置

三週間経った頃、どうも違和感があったので、左右を入れ替えてみました。子音を左、母音を右で打つようにしています。何度か打ってみて調整の繰り返し。そろそろ安定しそうな感じも~とか言っといてこの始末。

赤文字は別レイヤーで、真ん中下の「OPT.1」「OPT.2」がレイヤーの切り替えキーです。レイヤーは一つなので、どちらも同じレイヤーになります。単独で押せば「英数」「無変換」になります。

右側真ん中あたりの別レイヤーファンクションキーは、ATOKの日英変換や、ひらがなカタカナ変換に使います。ATOKのキーカスタマイズでCTRLAにひらがな変換を設定などとしてもいいんですが、キー配列を頻繁に変えるので、こちらの方が面倒がなくて済みます。

F11の別レイヤーにScrollLockを当てました。単にインジケータLEDのテスト目的で割り当てたのですが、うまく点灯する事が判りました。これでお役御免なのですが、しばらくほおっておきます。これでNumLockとScrollLockのLEDが使えるのを確認できましたが、CapsLockがまだ点灯しません。単体で打ってもシフトキーと併用しても変わらず。

左上のサーカムフレックス^は、チルダがでるようにし、サーカムフレックス自体は別レイヤーにしました。テキストで数式を書くときのべき乗記号でしか使った事がないので。

右上、0から7に青文字で「ゃ」「ゅ」「ょ」「ぁ」~「ぉ」とありますが、子音+07拗音(ようおん)になるよう、ATOKのローマ字カスタマイズで設定しています。「きょう」だと、K2Uの3文字で打てます。じゃじぃじゅじぇじょもZ+数字で打てるようにし、遠い位置に置いたJの使用頻度を減らしました。

6月13日頃は、当時右にあった89_に「+ゃ」「+ゅ」「+ょ」、左にあった0に「+ぃ」、1に「+ぇ」、234に「+ぁ」「+ぅ」「+ぉ」を設定していました。この辺は使用頻度によるものです。0の下がI1の下がEだったのでわかりやすいというのもありました。

一ヶ月後

2020年07月02日の配置

左右の入れ替えが終わった後、ホームポジションに当たるキー列を眺めていたのですが、十字配列になっていたのに気づきました。カーソルキーの代わりにできるかなと思いまして、レイヤーに設定してみました。ついでに左手側もレイヤーの設定を増やしています。たぶん半分以上は使わない気がします。

数字キーの並びも少し変えました。023の間に入れました。「10」、「20」という並びが他のに比べて多かったことと、「+ゃ」「+ゅ」「+ょ」の割り当てがこちらの方がしっくりくるというのがあったので。

右手側はキーのつながりもいい感じなので、これで完成にしようと思っています。いわゆる「アルペジオ打鍵」「アルペジオ入力」というものですが、キーを打つ速度がまだまだ遅いので全体の速度向上には寄与していません。しかし打つ流れがつながる一瞬はいい感じです。今のところ一番いい感じなのはEから右のX(ん)の流れかも。左手側もこの辺で固定したいところです。

文書更新履歴

2020年06月25日
「三週間ちょい後」を追記。
2020年06月14日
半月後のキーマップ画像(20200613a.png)のSHIFTとCTRLが入れ違っていたので修正画像に差し替え。
2020年06月13日
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