仕様

修正編が1年半にわたる時系列の積み重ねで乱雑になったので、現状を整理しました。

IME(ATOK)やテキストエディタ(WZ EDITOR)も関係しているので、その辺も書いています。

2022年1月19日の様子 キーキャップは仮 現在はキーが少なくなっている
仕様
形状
  • 左右一体型 ホームベースに似た六角形
  • 真ん中から左右と手前へ傾斜
  • 特にTRONキーボード「TK1」及びエスリル株式会社のNISSEを参考
大きさ 362mm×215mm×27mm(キーキャップなど突起物を含まず)
重量 約500g
物理配列
  • TK1NISSEを参考
  • 左右に文字キーを置き、中央にテンキーを配置
論理配列
  • 日本語入力特化の独自行段系配列
  • 左に子音、右に母音や拗音、促音(っ)、撥音(ん)など
キー数
  • 合計:76(最初は101個)
  • 親指キー:4個×2
  • 人差し指、中指、薬指キー:22個×2
  • 小指キー:2個×2
  • 左上に特殊キー2個
  • 中央にテンキー 16個
  • (右上にリセットボタン、LEDインジケータ3個)
キースイッチ CHERRY MX 赤軸
キーキャップ 16mmピッチ対応自作 1U 親指に縦長のキーを4個
キーピッチ 縦16mm、横16~19mm
材質
  • トッププレート:1.5mm厚プラ板
  • キーキャップ:プラ板、プラパイプ、アクリルリキッド、アクリルパウダー
  • 他:1mm厚プラ板、各種プラ棒
コントローラ
  • What's Next Pink(Arduino Micro互換)
  • USB接続(TypeA)
  • キースイッチに24ピン使用可
PCB 無し:0.2mmポリウレタン銅線による空中配線のため
ファームウェア QMK Firmware:QMK MSYS ver1.4.0でインストール

物理配列

76キー

左右と中央の3箇所に分かれています。

指を方眼紙において印をとり、スキャンしたものをベースにしています。特にTK1NISSEに強い影響を受けています。Kinesis Advantage2のお椀型も考えましたが、大変そうなので止めました。

論理配列

非QWERTY

日本語入力に特化した独自の行段系配列です。名前は特に付けていません。QMK Firmwareのビルドで必要なキーボードの名前は、物理配列を考えていた時の番号から「B02」を使っています。

「p」+数字や記号はテンキーを表しています。QMK Firmwareのテンキーのキーコード名の表記を使っています。

英文を打つには非効率なので、その時は英文用の配列になるようにした事もありますが、5日で止めました。無理。

普通のいわゆるJISキーボードと違って、アンダースコアやチルダの入力はシフトキーを使わず単打で打てるようにしています。該当のキーに JP_UNDS とか JP_TILD とか指定するだけなので簡単です。

日本語入力時の主なキー

左に子音、右に母音や拗音、促音(っ)、撥音(ん)などを集めています。

けいならべによく似ています。母音の並びはたまたまですが、子音の並びは参考にしました。

「ん」はX一文字で設定しています。私が初めて日本語変換を使ったパソコンX1turboⅡ(1986年)がそうなっており、X68000でも同じでした。便利なので、WindowsになってからもWXG4やATOK2008以降で同じように設定しました。

キーマップ

各レイヤのキー配列です。

BASEレイヤ

デフォルトのキー配列(英文字は実際には小文字)

ASCII文字の入力用レイヤです。いわゆる半角英字、一部の記号、テンキーの入力。

^C、^V、^Z(^Y、^X)
CTRLCなどを一打で入力 ^Y、^XはXF2かXF5キーと併用
COPY
PrintScreenと同じ
MUTE
音量の無音化(無音⇄解除のトグル操作)
CAPS
SHIFTCAPS LOCKを一打で入力(小文字⇄大文字のトグル操作)
HTML
他キー併用でHTML文書のタグなどを入力(HTMLレイヤ
OPT.1
ALTVYN。ウェブブラウザでスタイルシートOFF。
OPT.2
CTRLF。ブラウザやエディタ内での検索を行う。

CAPSは右側のキーと併用で16進数文字(0~9、A~F)が打てるようにしています。


当レイヤでのXFキーの役割は以下の通りです。

XF1
単打でTAB/他キー併用でHOME、ファンクションキーなど(XF1レイヤ
XF2
他キー併用で数字、半角記号の入力(XF2レイヤ
XF3
IME ON+日本語入力用BASEレイヤに移行
XF4
SHIFTキーと同じ(主にアルファベットの大文字打ち用)
XF5
単打でEnter/他のキーと併用でXF5レイヤの入力(XF2レイヤとほぼ同じ)

キーの名称でCOPYXF1XF5の名称は、シャープのパソコンX68000シリーズのキーボードにあったキーから付けています。

COPYは元々表示画面を印刷するキーで、昭和のパソコンにも同名のキーが付いていた機種があったようです。ここではPrintScreenに設定し、PriScVistaでスクリーンショットを撮るのに使っています。

XF1XF5はX68000キーボードの最前列にあり、日本語変換に使いました。XF3が変換、XF5がEnterの機能だったので、このキーボードもXF3とXF5は同じ機能にしています。スペースキーも変換に使えましたが、私は変換はXF3しか使いませんでした。

IMEインプット メソッド エディタ」ですが、うちの場合はATOK 2017 for Windowsを指します。IME ONやIME OFFはATOK2017の日本語入力ONとOFFを意味します。

case JP_MODE: // BASEレイヤのXF3
        if (record->event.pressed) {
            SEND_STRING(SS_TAP(X_INT4));
            layer_move(_JBASE);
        } else {
        }
        break;

X_INT4(変換)でIME ONにしたあと、JBASEレイヤに移行

XF2レイヤ(XF5レイヤ)

XF2かXF5押下時(左右の青い○)

ASCII文字の記号と数字の入力です。シフトキーと似たような働きですが、アルファベットの大文字化はありません。

開き括弧と閉じ括弧の組
一打で入力され、カーソルは括弧の間に戻る
CLR
無変換キーを押下(IME OFF)後、baseレイヤに移行。現在のレイヤがなんなのかよく分からなくなったときに使用。
OPT.1
ALTVYB。ウェブブラウザでスタイルシートON。
OPT.2
CTRLA。全選択。

CLR(クリア)もX68000シリーズのキーボードにあったキーで、機能はソフトごとに違っていました。ここでは現在のレイヤがなんなのかよく分からなくなったときに使います。たまにATOKがOFFになっているはずで半角しか打てないのに変換できるといった事があるので。機能的にはRESETという名称の方が良さそうな気がしますが。

case CH_0003:
        if (record->event.pressed) {
            SEND_STRING("()" SS_TAP(X_LEFT));
        } else {
        }
        break;

丸括弧の組を打って間に戻る

XF1レイヤ

XF1押下時(左の緑色の○)

カーソルキーやHOMEEndPage UpPage Downなど、ナビゲーションキーを操作する時のレイヤです。ついでにテンキー部がファンクションキーになります。

日本語変換時の文節区切り移動、テキストエディタで行の先頭/末尾、文章の冒頭/末尾へ移動するのに使用。

XF1+XF3
CTRL変換:ATOKで候補ウィンドウが出ている時の前候補表示
XF1+XF5
CTRLEnter:WZ EDITORでHTML文書編集時に段落挿入

日本語入力用BASEレイヤ

XF3押下後 IME ONの状態

日本語などのいわゆる全角文字入力用レイヤです。半角文字を打つBASEレイヤの時とXFキーの役割を変えたかったので、このようなレイヤを作りました。

XF1
単打でTAB/他キー併用でHOME、ファンクションキーなど(BASEレイヤの時とほぼ同じ)
XF2
他キー併用で数字、全角記号、半角記号の入力(日本語入力用XF2レイヤ
XF3
単打で変換/左のキーと併用でIMEレイヤの機能
XF4
単打でIME OFF+BASEレイヤに移行/他キー併用でSHIFTキーと同じ
XF5
単打でEnter/他のキーと併用で日本語入力用XF5レイヤの入力(日本語入力用XF2レイヤとほぼ同じ)

テンキーの数字と記号、アンダースコアは、常に半角文字になるようATOKを設定しています。

ダブルクォート1個は半角です。単独なら半角の方をよく使うので、マクロで常に半角になるようにしています。全角で使うなら開始と終了の組で使うので、それは次の日本語用XF2レイヤで用意してます。

英数ON
ATOKの英語入力モードON
半音
右側母音のキーと併用で半音を出す

英数ONはIME ONのままで一時的にアルファベットを入力する英語入力モードになります。その下は英数OFFですが、このレイヤでは無指定です。英語入力モードになったら英数ONが無反応になり英数OFFが有効になるようにしています。

CAPSは日本語入力の時必要なさそうなので、右側のキーと併用で半音(捨て仮名、小文字)文字を出すようにしています。「ぁぃぅぇぉゃゅょゎっ」といった文字です。

case EG_MODE: // JBASEレイヤのXF4
        if (record->event.pressed) {
            SEND_STRING(SS_TAP(X_INT5));
            layer_move(_BASE);
        } else {
        }
        break;

X_INT5(無変換)でIME OFF、BASEレイヤに移行

日本語入力用XF2レイヤ(日本語入力用XF5レイヤ)

IME ONの状態でXF2かXF5押下時(左右の青い○)

いわゆる全角記号の入力です。

XF2+XF3
CTRL変換:変換/前候補
XF2+XF5
CTRLEnter:部分確定

BASEレイヤにもある丸括弧、波括弧はそのまま全角になります。角括弧はカギ括弧になります。

不等号記号やアスタリスクなど、ASCIIにあるものはそのままで全角記号になりますが、【隅括弧】や『二重カギ括弧』、〈山括弧〉などは、ATOKの辞書登録とQMKのマクロを併用して入力しています。

1、2、3、6、7が「あいうえお」の母音のキーと重なっており、拗音を子音+母音の数字で打てるよう、ATOKのローマ字規則を改造しています。K+1(1はXF1A)で「くぁ」になります。7は小さい「ゎ」を割り当てましたが、「シークヮーサー」は「しーくわーさー」で辞書登録したし、使うことはなさそう。。

左人差し指ホームポジションにある右向きの矢印「→」は矢印記号の中でもよく使うので用意しました。右上の全角スラッシュは普通のスラッシュだと変換で中黒になるので用意しました。中黒が出てもさらに変換で全角スラッシュが出ると思いますが、それで辞書が学習されると次に中黒出したい時変換キーを2回押したりとか面倒なので。それぞれ一度の変換で打てるようにしています。

case CH_1001:// “” 二重引用符 以下全角記号
        if (record->event.pressed) {
            SEND_STRING("@^01" SS_TAP(X_INT4) SS_TAP(X_ENT) SS_TAP(X_LEFT));
        } else {
        }
        break;

全角の二重引用符 「@^01」で「 “”」になるようATOKの辞書に登録
    case CH_1101: // / 全角スラッシュ
        if (record->event.pressed) {
            SEND_STRING("@^61" SS_TAP(X_INT4) SS_TAP(X_ENT));
        } else {
        }
        break;

    case CH_1102: // → 右向き矢印
        if (record->event.pressed) {
            SEND_STRING("@k" SS_TAP(X_INT4) SS_TAP(X_ENT));
        } else {
        }
        break;

「@^61」で全角スラッシュ、「@k」で右向き矢印に変換されるよう辞書に登録

IMEレイヤ

IME ONの状態でXF3押下時(右の赤い○)

ATOKの各機能を使うためのレイヤです。ひらがなやカタカナへの変換、連想変換などを行います。文節移動や文節区切り移動などカーソルが動くものはXF1キーで行います。

各キーにはSHIFTCTRL+文字キーを設定し、ATOKのキーカスタマイズで機能をキーを紐付けています。

XF3+XF1
CTRLTAB:推測変換選択時の変換/前候補

日本語入力時

IME ONの状態でXF3押下時(右の赤い○)

IME ONの状態でXF3を押しながらCAPSを押すと英数+(SHIFT英数)になり、ATOKの英語入力モード+大文字化になります。日本語と英語が混在した文章を書く時、英語の時にIMEをOFFにするのではなく、ONのままで書き進められます。英字の際にも推測変換が効いたり、スペルチェックができたりと便利です。

文章中に出る英字は、私の場合大文字が多いように思います。それなら最初から大文字で書けるよう、英語入力モードになると同時にCAPS LOCKがかかった状態にしてしまおうと思い、そういう風に動くマクロを組みました。もっといいやり方があるかもですが、意図通りに動いているのでOKとします。

HTMLレイヤ

HTMLキー押下時(右の水色の○)

HTML文書でいわゆるタグを書くのに使います。開始タグと終了タグを組み合わせて間にカーソルを持ってきたり、属性や他のタグとの組み合わせをタブ付きで書いたりします。

各キーにはALT+CTRL+キーの文字を設定し、WZ EDITOR 10のキーボードマクロ、コマンドマクロ機能と合わせて使っています。

WZ EDITOR のタグ挿入機能と似ていますが、自分が使いやすいよう改造したいんだけどWZのマクロがわからないので、自分の技量でなんとかなる範囲で何とかしようと思い、作ってみました。

QMK Firmwareのマクロではなく、WZ EDITORの機能で作っているので、WZ EDITOR上で且つHTMLファイル専用の機能になります。他のエディタや普通のテキストだと妙な書き込みになるので使えません。QMKのマクロで書けばいいのでしょうが、とくに困っていないので、このままで行きます。

左にあるCTRL+エンターキーは、WZ EDITORの終了タグ補完機能です。普通にCTRLXF5(ENTER)でも良かったんですが一応用意しています。

設定ファイル

config.hやrules.mk等のうち、一部を記しておきます。

config.h

以下の3行を追加しています。

Ergodox(qmk firmware)の同時押し/レイヤー切替の設定メモ - Qiita自作キーボードに手を出した - ぽよメモを参考にしています。

LT(layer, kc) に問題があることはQMK Firmware で Raise/Lower と変換/無変換を同じキーに割り当てる - Okapies' Archive等で知りましたが、この機能の代替となるマクロが理解できませんでした。他に手段はないかと探したのが上記の3行でした。今のところ特に問題はありません。

keymap.c

冒頭に「#include QMK_KEYBOARD_H」が書かれていますが、他に以下の3行を追加しています。

1行目は日本語キーボードの配列を設定しやすいようにするため、2行目はLEDインジケータを使うため、3行目はマクロ文字列送信時に日本語キーボード設定での文字化けを回避するためです。

ATOKの設定変更

ATOKのプロパティ(環境設定)から設定

設定を変更した際はバックアップをとり、別媒体に保存しておきます。

バックアップは、スタートメニューの[プログラム]→[ATOK]→[ATOK2017]→[ATOK2017ツール]→バックアップツールを起動。

常に半角で入力

テンキーの数字と記号、アンダースコアは、常に半角文字になるようATOKを設定しています。

テンキーの半角文字確定入力設定

アンダースコア等の記号、他の文字

キーカスタマイズ

キーカスタマイズ 機能とキーの割り当て

デフォルトだと、ひらがな(後)変換やカタカナ(後)変換などは、CTRLUCTRLIなどに割り当てられています。私のは独自配列なので、そのままだとあちこちに飛ぶことになります。なので、キーカスタマイズは大幅に書き換えています。

ローマ字カスタマイズ

ローマ字入力は、子音と母音の組み合わせ、もしくは母音のキーのみを打って入力します。組み合わせの規則は、MS-IMEやATOKが主に用いられていると思います。富士通のローマ字入力表のは「とぅ」や「てぃ」など書かれていないものがありますが、その分わかりやすいです。

私は普通のQWERTY配列キーボードを使っていたときも、「ん」をXで打つ(これは昭和からですが)など、いろいろ手を加えていました。今回はさらにカスタマイズをしています。

ローマ字カスタマイズ

ローマ字カスタマイズの画面

ATOKのローマ字カスタマイズで、[追加]から設定を変更していきます。

小文字の「ゃ」「ゅ」「ょ」

小文字の「ゃ」「ゅ」「ょ」がつく文字は、子音+QLXで入力できるよう設定しました。「きゃ」ならKQの2打です。

Xは単打で「ん」にしていますが、子音の次に設定することで子音+「ょ」になります。「マンション」だとmaxsxxになります。元々xは「ん」のみの設定でしたが、「ょ」をどこに置くかで試行錯誤しまくった結果、このようなことになりました。

小文字の「っ」

Cは単打で小さな「っ」です。いつもは子音を2つ続けて打っていますが、必要な場合はC単打も使っています。

小文字の「ぁ」「ぃ」「ぅ」「ぇ」「ぉ」

小文字の「ぁ」「ぃ」「ぅ」「ぇ」「ぉ」がつく文字は、子音+XF2を押しながらAIUEOで入力できます。母音の場所は、XF2の併用で数字が打てるようになっているので、実際には子音+数字で文字が入力されるよう設定しています。

「とぅ」だとTXF2を押しながらUで入力できます。XF2を押しながらUはこのキーボードの場合数字の「5」なので、「t5」で「とぅ」になるよう設定しています。

t+数字はかなりごちゃごちゃしてしまいました。

t1         つぁ
t2         てぃ
t3         ちぇ
t4         てゅ
t5         とぅ
t6         つぉ

この辺は、使用頻度で決めています。t2は「た行」で「ぃ」がつく文字で、「たぃ」「ちぃ」「つぃ」「てぃ」「とぃ」がありますが、使ったことがあるのは「つぃ」「てぃ」の二つ。「てぃ」はセキュリティやフロンティア、アトランティスなどいろいろ使っているのに対し、「つぃ」は「ツィオルコフスキー」しか使っていませんでした。よって「てぃ」に決定。「つぃ」はz2で出せるようにしました。

小文字の「ゅ」がつく「tl」は「ちゅ」を登録しているので、「てゅ」はt4にしました。私は「コンスティテューション」くらいしか使ってないので、これでいいだろうと思ってます。

「つぁ」~「つぉ」は、Zで入力できるようにしています(「つぁ」「つぉ」の2つはTで打てますが)。「じゃ」や「じぇ」はJを使います。最初設定した時は馴染めず、すぐ元に戻しましたが、いろいろ考えて再度設定した後はなぜか普通に使えています。

小文字のみの入力

小文字のみを入力したい場合、シフトキーと併用で打てるよう設定しています。小さい「ゃ」行や「っ」は、母音のみシフトキーを押しながら打つと入力されます。

ローマ字カスタマイズの画面右下にある[特殊設定]からSHIFTキー入力規則の画面を出します。デフォルトでどうなってたかすっかり忘れてしまいましたが、ここで設定できます。

ATOKではなくQMKの設定で、XF3キー+AIUEOQLX_と併用で小文字の「ぁぃぅぇぉゃゅょゎ」を打てるようにもしています。多分こっちの方が早いです。「っ」はC単打で出るので、QMKでは設定していません。

記号の入力

一部の記号もここに設定しています。ハイフンが長音記号になったりスラッシュが中黒になるのはデフォルトで設定されていると思います。

下記のローマ字カスタマイズの画面右下にある[特殊設定]からSHIFTキー入力規則の画面を出します。デフォルトでどうなってたかすっかり忘れてしまいましたが、ここで設定できます。

角括弧はカギ括弧になるよう設定されています。全角の角括弧はカギ括弧に変換された後再度変換すれば候補になると思います。一度で出すには、適当なローマ字に全角の角括弧を登録します。このときのローマ字(画像だと@$$、@$&)をQMKのマクロに記述し、一打で出せるようにしています。

他の記号はここには登録できませんでした。仕方ないので辞書に登録しています。

ローマ字入力の綴り

綴りや文字の選択は以下を参考にしています。

表の背景色は、以下のレベルを表します。レベル2や3は私の使用頻度や判断によるもので、一般的な区分ではありません。

a   a   i   u   e   o V vu
K ka ki ku ke ko G ga gi gu ge go
S sa si su se so Z za zi zu ze zo
T ta ti tu te to D da di du de do
N na ni nu ne no
H ha hi hu fu he ho B ba bi bu be bo
P pa pi pu pe po
M ma mi mu me mo
Y ya yu yo yA yU yO
R ra ri ru re ro
W wa y7 w7 wo lwa
N   x   c
A   A   I   U   E   O L lka lke
1(ァ) 2(ィ) 5(ゥ) 3(ェ) 6(ォ) Q(ャ) L(ュ) X(ョ)
Y イァ イィ イゥ イェ ye イォ イャ yq イュ イョ
W ウァ w1 ウィ wi ウゥ ウェ we ウォ w6 ウャ ウュ ウョ
V ヴァ va ヴィ vi ヴゥ ヴェ ve ヴォ vo ヴャ ヴュ vl ヴョ
K キァ キィ キゥ キェ キォ きゃ kq きゅ kl きょ kx
G ギァ ギィ ギゥ ギェ ギォ ぎゃ gq ぎゅ gl ぎょ gx
K クァ k1 クィ k2 クゥ k5 クェ k3 クォ k6 クャ クュ クョ
G グァ g1 グィ g2 グゥ g5 グェ g3 グォ g6 グャ グュ グョ
S シァ s1 シィ s2 シゥ シェ s3 シォ しゃ sq しゅ sl しょ sx
J ジァ ジィ j2 ジゥ ジェ je ジォ j6 じゃ ja じゅ ju じょ jo
SW スァ スィ スゥ スェ スォ スャ スュ スョ
Z ズァ ズィ ズゥ ズェ ズォ ズャ ズュ ズョ
T チァ チィ チゥ チェ t3 チォ ちゃ tq ちゅ tl ちょ tx
D ヂァ ヂィ ヂゥ ヂェ ヂォ ぢゃ dq ぢゅ ぢょ
TS ツァ z1 t1 ツィ z2 ツゥ z5 ツェ z3 ツォ z6 t6 ツャ ツュ ツョ
  ヅァ ヅィ ヅゥ ヅェ ヅォ ヅャ ヅュ ヅョ
T テァ ティ t2 テゥ テェ テォ テャ テュ t4 テョ
D デァ ディ d2 デゥ デェ d3 デォ デャ デュ dl デョ
T トァ トィ トゥ t5 トェ トォ トャ トュ トョ
D ドァ ドィ ドゥ d5 ドェ ドォ ドャ ドュ ドョ
N ニァ n1 ニィ n2 ニゥ ニェ n3 ニォ にゃ nq にゅ nl にょ nx
  ヌァ ヌィ ヌゥ ヌェ ヌォ ヌャ ヌュ ヌョ
H ヒァ ヒィ h2 ヒゥ ヒェ h3 ヒォ ひゃ hq ひゅ hl ひょ hx
B ビァ b1 ビィ b2 ビゥ ビェ b3 ビォ b6 びゃ bq びゅ bl びょ bx
P ピァ ピィ p2 ピゥ ピェ p3 ピォ ぴゃ pq ぴゅ pl ぴょ px
F ファ fa フィ fi フゥ f5 フェ fe フォ fo フャ フュ fl フョ fx
  ブァ ブィ ブゥ ブェ ブォ ブャ ブュ ブョ
P プァ プィ プゥ プェ プォ プャ プュ プョ
HW ホァ ホィ ホゥ h5 ホェ ホォ ホャ ホュ ホョ
M ミァ ミィ m2 ミゥ m5 ミェ m3 ミォ みゃ mq みゅ ml みょ mx
  ムァ ムィ ムゥ ムェ ムォ ムャ ムュ ムョ
R リァ r1 リィ r2 リゥ リェ r3 リォ りゃ rq りゅ rl りょ rx
L ルァ ルィ ルゥ ルェ ルォ ルャ ルュ ルョ

規則的に言えば「ゐ」「ゑ」は「wi(w2)」「we(w3)」ですが、「うぃ」「うぇ」の方が多いはずなので違う感じに割り当てました。

「てゅ」も変則的ですが「ちゅ」の方が圧倒的に多いので上記のような設定に。

これらの組み合わせは(滅多に使わないやつは)どうせ全部覚えられないので、思ってたのが出ないって時は半音と組み合わせて書けばいいかと思ってます。

辞書ユーティリティ

keymap.cに書いたマクロで出せるようにする全角記号や矢印を、専用の辞書に登録します。

キーボード辞書

品詞は……、これでいいのかよくわかりません。

WZ EDITOR 10の設定追加

HTML文書の作成編集にはWZ EDITOR 10を使っています。HTMLキー押下時にいわゆるHTMLのタグなどを入力できるよう、WZ EDITORのキーボードマクロを使って設定しておきます。

  1. [ツール]→[キーボードマクロ記録開始/終了]でキーボードやマウスの操作開始
  2. 操作が終わったら再度[ツール]→[キーボードマクロ記録開始/終了]で記録終了
  3. [ツール]→[キーボードマクロ一覧]で記録した動作を選択し、右のコマンドマクロ出力をクリック
  4. [ツール]→[カスタマイズ]→[キー一覧]で右の右のユーザー追加定義をクリック
  5. 右下のキー定義などを使い、クリップボードに保存したコマンドマクロを適当なキーに結びつける
  6. 「定義ファイル編集」ウィンドウの[ファイル]→[保存して閉じる]

HTMLレイヤの各キーには、CTRL+ALT+キーの文字を設定しています。HTMLキーを押しながらRキーを押すと、CTRLALTRが入力されます。

<ruby>|<rp>(</rp><rt></rt><rp>)</rp></ruby>(|はカーソルの位置)を打てるコマンドマクロをCTRLALTRに設定すると、HTMLRで前記の文字列が入力できます。

HTMLキーを使った上記の動作は、WZ EDITORの機能を使っている以上このエディタでしか使えませんが、HTML文書はWZ EDITORしか使っていないので問題なしです。

QMKのマクロはASCII 文字とEnter、タブが使えるようなので、そっちでも作れそうです。ただ、他のエディタやテキスト入力エリアにHTMLタグの類いを入力することはなさそうなのと、せっかくWZ EDITORのキーボードマクロで作ったので、このままで行きます。

ユーザー追加定義にコマンドマクロをコピー

修正や追加は定義ファイルを直接編集しています。もしかしてコマンドマクロ使わなくても良かったんだろうか。でも使わないとパターンが分からなかったし、これはこれで良しとします。

Radeon Softwareの設定変更

現在グラフィックスドライバ&ユーティリティとしてAMD Radeon Softwareをインストールしています。

このコントロールパネル、大量のホットキーが登録されていますが、SHIFTCTRL+文字キーの組み合わせなので、他のソフトとかぶります。というかIMEレイヤのと組み合わせ方が同じです。

Radeon Softwareはホットキーで操作することはないので、こちらのホットキーを無効にします。

2022年1月11日公開のRadeon Software Adrenalin 22.1.1での操作です。

ホットキーをすべて無効に

Radeon Softwareを立ち上げ

スタートメニューなどからRadeon Softwareを立ち上げます。右上にある歯車のアイコン(設定)→タブの[ホットキー]でホットキーオプション画面を出します。

「ホットキーを使用」を無効に

最初に「ホットキーを使用」の項目があるので、トグルスイッチをクリックして無効にします。他の項目の内容で文字のキーが赤から灰色になります。これで完了。

2021年9月時点のドライバでは、ここを無効にしてもホットキーの内容が普通に実行されました。なので各項目を一つずつ無効にしていきましたが、その後修正されたようです。

ホットキーのカスタマイズ

ホットキーを別の文字に割り振ったり、個別に無効にする場合は以下のように。

キーの組み合わせをクリック

キーの組み合わせが書かれている箇所をクリックすると説明が出ます。

変更する場合、文字キー単体ではダメでした。SHIFT+文字キーもダメでした。SHIFTControlALTと一緒に指定するようです。

ControlALTはそれぞれ一つと文字キーの組み合わせで指定できました。

元に戻す時

組み合わせや個別の無効化を元に戻す時は、戻したい項目名の横にある、くるっと回っている矢印にマウスカーソルを重ねると色が明るくなるので、クリックします。ホットキーがリセットされます。


グラフィックドライバって、最新バージョンにする時はいろいろ面倒だった記憶がありますが、今は難しいこともなく上書きインストールで終わってしまいます。再起動も無し(念のため、した方がいいのかもしれませんが)。便利になりました。

文書更新履歴

2022年12月03日
キーバインド変更を反映。
2022年06月14日
06月11日の更新時、5月6日に編集途中だったもので更新してしまったので、完成版で更新し直す。
2022年04月21日
HTMLキーとLEFTキーの廃止、CHARキーとNAVIキーを入れ替えて機能の一部入れ替えなど変更につき、画像と文章を変更。
2022年04月21日
ダブルクォートの組や00の廃止、NAVIキーの一部変更につき画像と文章を変更。
2022年01月26日
XF1、2、5の役割変更に伴い、図と解説を変更。
2022年01月23日
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