様子を見る
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とりあえずヒートプレスで作った塩ビのキャノピーを被せて様子を見ます。中には27cm人形を載せてます。頭がギリギリ。
寝転がった姿勢のために正面をむけない(前を向いて操縦できない&計器板があっても見えない)ので、眼鏡型ディスプレイがついたヘルメットみたいなのを被せて操縦する、ってな設定を考えたのですが、ヘルメットが入るような余裕もありません。とりあえずキャノピーの原型をもっと盛り上げて作りなおしです。
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プラ板で作ったシートをとりつけ、人形を乗せて様子を見てます。かなり狭いです。まさに空飛ぶ棺桶。もしくは空も飛べない棺桶。
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右手には操縦桿、左手にはスロットルを握れるようにしたいんですが、狭いです。
操縦席まわり
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とりあえず操縦桿などの製作。タミヤの5mm径プラ棒にパテを盛って整形中。便利なので光硬化パテを使用中。素材表面をやすって荒らしたり、パテを盛る前に瞬間接着剤をつけておけば剥がれないです。瞬間接着剤の上にパテを盛って光にかざすと、パテの色が赤っぽくなりました。
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背もたれの両横につけた板にエバーグリーンのプラパイプ(四角と丸)をつけ、その端に操縦桿とスロットルをつけました。四角と丸のプラパイプは長さや角度を調整できるよう、挿し込んでるだけで接着してません。スロットルは横棒ではなく操縦桿と同じ縦にしました。
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なんとか握らせることができます。でも動かせるんだろうか……。こんな飛行機に乗りたくないです。
後部点検口まわり
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コックピットの後ろが開くようにしました。FRP製の胴体から点検口の部分を切り取った後、それを原型にヒートプレス。これは小さい部品であまり丸くもないせいか、ヒートプレスは成功しました。これに穴を開けて、取っ手をつけました。胴体両脇の飛び出た空気取り入れ口から入った空気がここから抜けていくという事にしてます。後部にある機器の冷却用ということにしておきます。
取っ手はこの位置だと操作しにくそうだったので後で切り、両横に2個付けました。
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1mmプラ板とポリキャップのランナーを軸にして、ヒンジを作りました。軸を抜くことでバラすことができます。
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胴体中央のスリットから入った空気を出すための穴を後部に開け、点検港から見える箇所にプラパイプをつけて、なんかそれっぽくしてみました。中にかなり小型のガスタービンが数個入ってて、車輪をまわしたりする電力を補うと言うことにでもしておきます。
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短いプラパイプを2個接着してプラ板を貼り、ノズルを作りました。縦にするか横にするかで悩んでるところです。結局塗装直前に縦向きで接着しました。
翼の作成
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ヒートプレスに失敗した翼を、スタイロフォームで作る事にしました。翼は半分のところで2分割。後縁にはボールジョイントを並べて羽を1枚づつ取りつけます。
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このままだと弱いので、プラなどを溶かさないスチロール樹脂で表面をコートしました。主剤と硬化剤のほか、硬化促進剤を混ぜるタイプです。
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これにガラスクロスを1層貼り付けました。これで強度は問題ないとは思うのです。
ただ表面が凸凹なので、滑らかにするにはパテを少し盛ったり削ったりしないといけません。削りすぎるとスタイロフォームの地が出ます。
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しょうがないので薄いプラ板を貼りました。このときは100均ショップで買っておいたプラスチック製のトランプを瞬間接着剤で貼ってます。トランプ同士の隙間はパテで埋めてます。
後で羽根をつくって取りつけたときにがっかりする事になりますが、それはまた後の話……。
前部センサ
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鳥の眼にあたる部分を作ります。鳥の顔にみえるようにしてます。ここで集めたのが小さめの文房具。左の楕円形のは字消しテープで、その他は鉛筆削り。手前の2個は100均で売ってたものです。今回は一番右のケースについている、ひしゃげた半球の蓋を使うことにしました。ドイツ製だそうです。
この手の文房具には面白いデザインのを見かけます。100均だと後で入手するのが困難な場合もあるので、見つけたらまとめ買いするのがよさそうです。今回使ったドイツ製鉛筆削りも1個買った後その店で見かけなくなり、型をとってヒートプレスで作ろうとしたけど失敗、他の店舗を捜し回る羽目になりました。幸い売ってる店舗を見つけたので5個ほど購入してます。
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胴体の目の部分と半球カバーに、ドーナツ状に切ったプラ板を貼りました。胴体側に2ヶ所穴を開け、半球カバー側にプラ棒を付け、はめ込めるようにしてます。
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目玉の中にはごちゃごちゃしたメカを詰めます。胴体とかがのっぺりしてるのでアクセントにと思いまして。タミヤ3mm径の透明プラパイプを5mmに切ったものに、エバーグリーン4.8mm径プラパイプを同じ長さで半円に切断したものを接着し、両端に0.3mmプラ板を貼って整形。これを16個+α作ってます。
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それらに2mm径プラ棒を付けたりして、視覚センサというかそんなのを作ってます。
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胴体に付けて様子を見ているところ。細かく作ってもあまり報われ無さそうな気もしますけど、その辺は気にしない方向で。