原型製作

エンジン再び

なんか気になった&シリコーン型作るのに手間がかかった上失敗したということで、エンジンの原型を作りなおし。ベースにしたのは同じKATO製の単線高架用架線柱台2個ですが、互いに接着する向きを変更してコンパクトにしてます。

「核融合エンジン」というような雰囲気になってるかな。とはいえ推進用の核融合炉なんてまだ無いんですけどね。このノズルに5mm径のスタンド支柱が填まります。

作ったエンジン原型3個。だんだんノズルの数が減っていってます。これは手抜きではなくてその時のイメージがそうだったからということなんです。確かそんな理由だったような気が。

複製と組み立て

ということでシリコーン型作って部品を全部複製とって組み立ててみました。表面の様子が判るように少し汚しをかけてます。

スタンド

スタンド製作

スタンド、前回の「ひかり」の時のを使いまわそうかとも思いましたが、何かこうモヤモヤしたものが湧いてきたので新しく作ることに。100均で買った名刺型CD-Rをベースにして作ってます。タミヤ製のスプレーワークについてたハンドピースの先端の部品を中心に据え、スタンド支柱の5mm径真鍮パイプを垂直に立ててます。

スタンドの型取り。今回、シリコーンの注入には東急ハンズで買った真空容器を使い、気泡を取り除く作業をしてみました。気泡抜きとしての効果は、使わないよりはマシだろうという程度です。

今回のスタンドも前回と同じく、シリコーンを1層かけて硬化させた後2層目をガーゼと一緒にかけ、最後に石膏をいれてます。コンパクトに出来たおかげで、複製に使うレジンキャストは前回作ったスタンドの半分(16g)ですみました。

複製

レジンキャストで複製をとり、合格品を段ボール箱に入れて整理してるところ。6セット分つくり、程度の良いもの4セット分を販売用とし、残りで見本用の2隻をつくりました。

塗装

スタンドに垂直に立てて塗装しているところ。塗装したのは1隻。もう1隻はレジンキャストのままです。塗装したほうは横置き、無塗装のは縦置きで飾りました。

塗装見本完成

ガイアカラーのつや消し白を全体に吹いてます。続いて前回「ひかり」と同じように超光速推進器の部分にオレンジを塗って乾燥。その後全体にタミヤアクリルのクリアブルー+クリアを薄ら吹き掛けてます。船首とタンク前面には硬度の高い材料を使っているという設定なので、他の箇所と区別できるように少し濃いめに吹きました。最後にタミヤエナメルの黒を薄め、スジ掘り箇所や隅に流してます。

超光速推進器ですが、「スタートレック」の宇宙船のイメージを避けるために板みたいな感じにしてるのですが、放熱板にしかみえない……。この辺は一から考え直したほうが良さそうです。

百数十年後の宇宙船、ってな感じになったかどうか。ディテールはそこそこうまくいったかなという感じはしてます。全体的なフォルムについてはまだ検討の余地ありというところでしょうか。

ガレージキットとして4セット製作し、2006年10月22日のWHF神戸25に持っていきました。結果は、一つも売れなかったのでした。ということでおしまい。

組立説明書用に作った図解。