はじめに

基本はプラ板とプラパイプの箱組です。

原型製作

船体の大まかな形ができたところ。プラ板とプラパイプの工作です。

並んでいるのは「ひかり」の没パーツを組んだもの。ひかりと比べて少々大きめになるようにしてます。

画面左側が先頭。居住区とその後ろの推進剤タンクやらなんやらがある部分とを分割しています。後ろの部分はさらに半分くらいに分割しておいた方が良かった……。細長くてシリコーン型作るのが面倒だったもので。

作りやすいように部品数はできるだけ抑えて作るようにしていますが、抑えすぎるのも問題ですね。

船体の中央部分。角を切り落とした箇所に細長い三角形のプラ板を段々重ねにして貼り付けていきます。補助の放熱部という設定。

仕上げが面倒で、こんなの描かなきゃ良かったと思ってました。とりあえず完成してみたら、これはこれで面白い形になったと思っています。

船体をいじっているところ。一番下には核融合エンジン部を付けてます。

船体は途中で少し斜めに切り落とし、くびれをつけました。面白いアクセントになったと思います。

上からアイザック・ニュートン、ひかり、のぞみ。のぞみはひかりの次の世代という設定で、原型ができたのですが大きかったのでシリコーン型は作りませんでした。さらに時間がたつにつれて不満点が出てきたので、結局没にすることに。

もう少しこじんまりした感じにして、再度作ることにします。

FTLエンジンと細長い放熱板は、船体の後ろに取り付けますが、取り付け方で悩んでました。最初は単に十字型に飛び出ている感じでしたが、どうも映画「スタートレック・ファーストコンタクト」に登場したフェニックス号を思い出してしまいます。

なんかいい方法はないかと考えた末、リング状の支持柱(パイロン)をつけることを思いつきました。なんとなくリング状の構造物って未来っぽいような感じもするし。

ということでサークルカッターでリングを切り取り中。100均のカッターですが、ガタも無く結構使いやすいです。外側の円と内側の円用に2本使ってます。2種類の円を同時に複数切るときはカッターも2本用意すると非常に便利。

リング状に切り抜いたプラ板を重ねて接着。単に円にするのではなく、直線部分もつけ、タイドアーチといわれるような感じにしています。こうしたほうがレジンキャストの回りも良くなるかなと思いまして。

リング状のパイロンと船体とをつなぐ支持柱は別パーツにしようかと思いましたが、結局同一パーツにすることに。複製取るの面倒くさそうですが、実際面倒でした。

パーツを組んでみたところ。ひかりやスヴィエートと違った感じになったので良しとします。

リング状のパイロンですが、イベントでは「ここでぐるぐる回るのか(疑似重力が発生しそう)」と言われたのは想定外でした……。

今のところパイオニア・スターシップ・シリーズの有人超光速宇宙船で、ぐるぐる回るタイプの疑似重力発生部を作る事は考えていません。