はじめに
見慣れているようで、意識して見る事はあまりない月ですが(もちろん天文趣味の方は除く)、それでもいい加減に作れば気がつかれたりします。果たして「月」っぽい感じになるかどうか。
地形の製作
陸地の部分に紙粘土を薄く貼り付けていきます。クレーターもこのときに作成。
丸箸、プラ棒、爪楊枝を使って、大きさの違うクレーターをつけていきます。クレーターは大きくなるほど底が平らな皿のようになるそうです。
月の裏側。一面クレーターだらけ。2095年までは、こちら側を直に見る事ができるのは一部の人間だけだった……、という設定。
こっちを最初に見たのは1959年のソ連の技術者か科学者でしょうか。ルナ3号が初めて月の裏側を撮影したデータを画像として見た人たち。
直に見たのは今のところアポロ8号、10号~17号に搭乗した米国人男性24人のみ。1回で3人乗っているので延べ人数は27人ですが、3人が2回行ってるので24人になります。
塗装
球になり、クレーターもつけ終わったところで塗装に入りました。水性のリキテックスを使っています。1/6ドールの改造をしてた10年くらい前に買ったもので、全然使ってませんでした。溶剤にはタミヤアクリルの薄め液を使っています。
塗装には黒と白を使っています。仕上げのときに黄土色などを少し加えています。筆は100均で買った豚毛の平筆を主に使い、細かいところや光条とかの表現には面相筆を使っています。
一部にはモデリングペーストを爪楊枝などでつけ、凸凹感を出しています。
最初の頃はまるでカビが生えているような感じでした。本当に大丈夫なんだろうかと思ってた頃です。
この頃は塩ビパイプを突き刺して固定し、塗装作業をしています。
この頃には展示方法をさらに変更しています。当初のミニ三脚や塩ビパイプでの固定は撮影時にはいいのですが、イベントなどで多数の方に見てもらうという場合、反対側が見えません。モールドは全周作っているので、何かもったいない気がします。
ということで、余っている真鍮パイプと鋼鉄球、使い終わったガムテープの芯を使ってスタンドを作り、そのうえに乗せるだけにしようと思いました。さらにそれらをターンテーブルにのせ、回転させれば面白いかもと思いまして。
値段や回転速度、大きさ、積載重量などの点で良さそうなターンテーブルを探したところ、GSIクレオスのMr.ターンテーブルLが条件に一致。ビックカメラの通販で購入しました。
スタンド用の穴も不要と言うことで、切り取った部分をはめ直し、紙粘土を盛って塗装。あとはガムテープに載せて作業をしています。スタンド代わりにするには丁度いい大きさでした。
完成
とりあえず完成。fgに投稿したのと同じ写真が元ですが、若干大きさを変えています。
2011年10月10日のトレフェス神戸3に間に合わせるよう作りましたが、この後も手を加えるかもしれません。面倒くさいわって事でこのままになるかもしれませんが。
2011年10月10日、トレフェス神戸3で展示したときのもの。
カトちゃんのアンタもスキねェ!のトレジャーフェスタ in 神戸3レポでで公開されていた写真の1枚を、ディーラー様限定「ウチのHPの写真、ご自由にご利用下さい宣言」に基づいて使わさせていただきました。ありがとうございます>管理人様
こうやってみると、そこそこうまくいったかなと思う半面、手直ししないとと思う箇所が見えてきます。海はもっとヤスリをかけてなだらかにした方がいいなあとか。
文書更新履歴
- 2011年11月15日
- 「カトちゃんのアンタもスキねェ!」さんのレポページへのリンクを追記
- 2011年11月14日
- このページを公開