作り終えて

はじめに

オリジナルメカデザインの宇宙船、「ひかり」の製作記事です。2006年のワールドホビーフェスティバル神戸25で頒布したけど結局売れなかった「ひかり」のリニューアル版になります。

2008年のホビコン05神戸に参加後、会社が撤退だのなんだのとあったり、レンタルサーバの調子が悪くなったり(当時はXREAの有料版を使ってました)とゴタゴタが続き、2009年はイベントへの参加はできませんでした。4月29日にトレジャーフェスタ神戸1が開催されていますが、この日は最初に退職を考えた日でもありました。このあと3ヶ月後に退職しています。

ようやくいろいろと落ち着いた2010年2月9日、これまでのパイオニア・スターシップ・シリーズを取りやめ、一新することにしました。縮尺も1/1000でいこうと思ったこともありましたが、その辺は元通り1/1250に決定。

まずはホビコン05神戸でもっていった「のぞみ」のリメイクから始めようと思いました。しかし、ちょっと大きいので資金がかかりそうと言うことで、その前の世代になる(のぞみの簡略版といってもいいかも)「ひかり」を作ることに変更。この辺の経緯はトレジャーフェスタin神戸2参加記録・参加の様子に記載しています。

不満点を洗い出してリニューアル。個人的にはそこそこうまくいったような気がします。個人的に非常に好みの作品を公開されている方から気に入っていただけたのも嬉しい思い出です。

設定

全高225 m
全幅(最大)118 m
構造質量3040 Mg
全備質量23286 Mg
乗員2名から6名
増速量ΔV 980km
連続任務時間2800時間
核燃料搭載量236 Mg
推進剤搭載量20000 Mg
反物質搭載量(非公開)

2128年に竣工。1号機の「ひかり」は10年後の2138年、大改装の直前に行われた木星行きミッションで大破し、反物質タンクや主要装備を外し、運用終了となりました。同型機は2号機の「きぼう」。

形状は、ダイダロス計画に登場する宇宙船「ダイダロス号」を基本にしています。あれを伸ばした感じ。あちらは慣性核融合エンジンだし(空想の宇宙船とはいえ、磁気閉じ込め型核融合エンジンと推進方法が違うので、形状は異なるものになります)、タンクの配置も大きさも全然違いますが、それでもあれが基本になっているのです。