最後に付け足し

あまり1/6という感じに見えないので、大きめの手すりを目立つ所につけてみました。位置はキャノピーの両横です。寝っ転がった状態から起き上がる時に掴みやすそうなところを想定して取りつけてます。5mmのプラ棒にエバーグリーン6.3mm径パイプを入れてます。胴体に穴を開けて固定。

この後キャノピーを、タミヤのコンパウンド細目と仕上げ用とで磨いたのですが、白濁は消えませんでした。PETは傷がついたら諦めた方がいいのかな。ということでこれについてはギブアップ。

塗装

いよいよ塗装。羽を左右番号順に並べて、マジックで書いてた文字をシンナーで消去。胴体と翼はサフェーサーをふきますが、羽は重量軽減のため直接色を噴くことにしました。これも止めたほうがよかったんですけど……。

色はどうしようか考えた末、この前引退した富士T-1を参考にしました。参考にしただけです。T-1ファンの方怒らないでね。

今考えるとオレンジには赤を混ぜた方が良かったかもと思ってますけど、これもまぁいいやってことで。

翼を塗装中、またもやジョイントの割れを発見。この時点で4月28日。いまさらどうしようもないのでこのまま続行。

というか塗装前のサフ吹きと塗装を2日だけでやるってのは止めたほうがいいですね。

降着装置の塗装。真鍮パイプ部分に紙を使ってマスキングしてます。これはこれでなんかかっこいい感じがします。

胴体の白の塗装が済んだところ。翼、羽などもあわせてGSIクレオスの白を5本使いました。買ったのは6本ですが、1本は中で固まってました。タイヤブラックも当初クレオスのを買いましたがこれも固まってたので、アクリルの黒、フラットベース、白で適当に作りました。買ってきた塗料が固まってるってのは哀しいです。

胴体にマスキングしてオレンジをふいてるところ。これは29日の様子。本日できなければ終わりです。

私が住んでいるアパートは壁が薄く隣の音が丸聞こえなので、早朝や夜中にリューターやコンプレッサーを使えません。持ってるコンプレッサーはL5なんですけど、これでも音や振動が大きいと感じてます。とりあえずエアブラシの塗装は20時までに終了させ、その後は筆塗でなんとかすることに。

乾燥させてます。なぜか「MATアロー」って感じが……。

羽ですが、塗装中に色を弾くものが数枚出てきました。手の脂か!? 他のも表面が荒れているので、耐水ペーパーをかけてから棚を漁ったところタミヤのホワイトサフェーサーが出現(数年前に買ったヤツ)、これを羽に吹いておきました。荒れが目立たなくなったのでこれでOKにする!

翼に羽を接着したあと、アクセントとして羽の端にオレンジを吹き掛けておきました。あと羽とボールジョイントの接合部(羽の裏側)に、アクセントとして赤で線を入れておきました。

触っても大丈夫になったので降着装置などを取りつけます。

とりあえず完成

ということで29日深夜(30日01:30)完成ということに。バンザーイ、バンザーイ。

27cmの素子を乗せてみました。翼は畳まれ、キャノピーを開けて降りようとしているところ。コンテストにはこの格好で飾ります。

人物の紹介。左がすみれちゃん。オーニソプターを作った張本人。隣が友達で同じく製作者の千恵理ちゃん。右の素子はすみれの従姉で家事手伝いにきてるけど、免許をもってるので無理矢理操縦者にさせられることになった可哀想な人。

この状態のままにして寝ます。

30日の朝。6時間ほど経過してますが、動いてる箇所はなさそうです。

30日はこれを入れる段ボール箱探しで始まりました。引っ越しで使ったヤマト運輸の段ボール箱を切り、両翼と尾翼を外したオーニソプターを箱に詰めて車に収納。

今回は、完成を楽しみに待ってますと書かれた年賀状を戴いたことと、コンテスト出品という締め切りを設定した事で、出来栄えはアレながらも一応完成に至ることができました。どうもありがとうございました。

ということでオーニソプターはこれで終了。

蛇足

もしオーニソプター(羽ばたき機)を作るのでしたら、鳥の形よりコウモリか翼竜のように、羽が1枚のタイプでデザインし作るのがいいかもしれません。多数の羽根を作るのは面倒くさいです。また、飛びそうにみえません(おいおい)。どう見ても無理だろって先入観を持たせてくれます。

翼竜だとケツァルコアトルスのように、人間よりかなり大きなものもいたようですし、技術が発達すれば飛行機として出てきてもおかしくないかもしれませんね。可能性は思いっきり低いような気もしますけど……。しかし可動模型と言うのを考えると、薄膜の翼は何で作ればいいんでしょう? 布とか……?