はじめに

ということでパソコンを作って見ました。やはり作るならマンハッタンシェイプのX680*0筐体でしょう。シングルタワーのX680*0Compact筐体もいいけどツインタワーのほうが思い入れが強いし。

完成品

完成品

最新のハード/ソフトウェアテクノロジーを往年の名機X68000の筐体に包みこみ、新たなるパーソナルワークステーションが誕生する。

標準のモニタには超高精細19インチ液晶ディスプレイテレビを装備。パソコンやテレビ等各種映像情報を正確に再現できます。

なんてことを書いて信用する人はいないと思いますが。

作業途中

前からの画像

X680*0の筐体をご存じの方は判ると思いますが、左からタワー2本と底にあたる筐体です。最初の時点では多少形を変えてました。

素材は1mmと0.5mmプラ板。底の筐体は5mm角プラ棒で作ってます。2本のタワーの間にあるポップアップハンドルは3mm径のプラ棒を熱で曲げたものを使ってます。とりあえず上下するように作ってはいますが……。筐体の上には空気取り入れ口(取り出しだっけ?)がありますが、真鍮製の金網を貼って適当にごまかしてあります。

後ろ側

後面にはさまざまなコネクタ、ファン、拡張スロット等がありますが、思いっきり手を抜いてます。拡張スロットはとりあえずスジ彫りで再現したけど、たぶん塗装したらわからなくなるような気がします。コネクタ類は1mmプラ板を適当に切ったものを貼っただけ。

キーボード

今回一番面倒だったのがキーボードです。本体は1mmプラ板2枚を張り合わせてヤスリがけしたもので、キーは2mm角のプラ棒を2mmの長さで切ったものを貼り付けています。スペースキーやSHIFTキー、リターンキー、矢印キー等は当然形を変えてます。

結構ゆがんでたりなど、精度はかなり悪いですが……。

液晶モニタ

CRTのディスプレイは作るの面倒だったうえに、これからは液晶だろうと思ったので液晶モニタです。19インチの大きさのにしました。縦横は1:1.33の比率で、対角線を19インチ(約48.3cm)にして寸法を割りだし、1/6にしてます。素材は1mmプラ板2枚の張り合わせで、枠は0.5mmプラ板。塗装後に、カルコンプのタブレットについていたざらざらしたシートを貼り付け、ノングレア処理ってな感じにしてます。本当はノングレア処理より無反射のコーティングの方がいいんでしょうが、この辺はそれっぽく見せるための嘘ということで。

台は1mmと0.5mmプラ板、5mm径プラパイプ、ポリキャップの組み合わせです。ポリキャップで液晶本体を動かせるようにした……、つもりでしたが、キツく作りすぎたせいであまり動きません。

塗装前

画面向かって一番左に100円ライターを置いてみました。だいたいの大きさが判るでしょうか。

マウスは5mm角プラ棒を2本張り合わせ、削り込んで作ってます。マウスパッドに使ってるのは赤のフェルト。手芸屋で手に入ります。赤より青のほうがよかったんだけど手持ちのがこれしかなかったので。

とりあえず完成

完成

全体をラッカー系の黒で塗装、ケーブルをつけて完成。ケーブルには黒のリード線を使ってます。銅のより線をビニールで被覆してるもので、電子工作などではおなじみのものです。ケーブルのコネクタは、1mm径の真鍮線をリード線と半田づけで接着してマスキングテープを巻き、黒で塗っただけという……。手抜き作業でこしらえました。遠目でそれっぽく見えればOKOK?

素子とパソコン

向かって右側、背景が切れているところは見なかったことにしましょう。

人形と雰囲気が合ってるのか合ってないのか、よぉ判らん。