組み立て

湯口やバリを処理し、部品を洗浄したら組み立てに入ります。その前にサフェーサーや、グレーに調合した強力な皮膜の塗料等を吹いて気泡を発見し、埋めるなどの作業をしたほうがいいかもしれません。

このキットの部品は、ウエーブ・レジンキャスト EXノンキシレンタイプ【アイボリー】を使用しています。またシリコーン型からの離型にはウエーブ・離型剤スプレー【フッ素系・ノンフロンタイプ】を使用しています。

このため、洗浄剤落としに強力な溶剤を使うのは避けたほうが無難かもしれません。

接着ですが、完成見本の製作には瞬間接着剤と5分硬化のエポキシ系接着剤を併用しています。穴を開けアルミや真鍮線を挿し込んで固定し、強度を上げるという手もあります。

船体前半の製作

袋Bに入っている居住ブロック3個を繋げます。直角になっているモノを治具として使い、できるだけまっすぐ繋がるようにしてください。居住ブロックの四角い出っぱりが出ているほうが後方になります。

3個繋がったら、船首を接着します。斜めに付いている凸モールドを見ながら取りつけてください。

船首下側。

2本ある側体を、一旦船体後部に挿し込んでみます。少々固いかもしれませんので、様子を見てください。良さそうなら側体を一旦外し、船首+居住ブロックに接着します。

側体を、船首と居住ブロックに接着します。居住ブロック側面にある凹モールドを手がかりにまっすぐになるよう接着してください。なお、一番前の両脇は、少し隙間が出来ます。

船体後半の製作

船体後部の様子です。2個ある四角の穴は反物質タンクを挿し込むところです。下には船体下部が付きます。

船体後部と下部を接着します。後部の凸モールドを目安にしてつけてください。船体下部にはスタンドがつきますので、展示の際にはこの接着面に荷重がかかります。エポキシ系接着剤などを使って強力に接着することをお勧めいたします。

接着箇所を後ろから見たところ。

船体下部にセンサ基部を接着します。

反物質タンクを挿し込み、様子を見ます。接着は、下地の塗装をしたあとで行うのがいいかもしれません。

船体後部の四角い棒に推進機を挿し込み、様子を見ます。穴は前後に大きく、前側に詰めて接着する事も出来ますが、とりあえずは後ろ側に詰めて接着してください。この辺はお好みでどうぞ。印象はあまり変わらないかもしれませんが。これも下地塗装の後に接着したほうがいいかもしれません。

円弧上の船体尾部を接着する箇所です。船体後部の一番後ろに挿し込めるようになっています。その前方にある台形の箇所は、反物質タンクと接触する箇所です。

船体尾部を挿し込み、接着します。

船体後半の製作は一旦完了。この時点で下地塗装をしてもいいかもしれません。また、塗装の前に船体前半を接着してしまえば、スタンドに立てて塗装作業を行えるので便利かもしれません。

船体前半と後半を接着します。側体を船体後部の穴に入れ、居住ブロックの四角い箇所が船体後部とぶつかるまで挿し込み、接着します。穴は少し隙間が出きると思います。パテで埋める他、プラ板を貼って新しいディテールを作ってしまうという手もあります。

センサ群は添付の真鍮線に挿し込むと、塗装などの作業がしやすくなると思います。

塗装

スタンドに真鍮パイプを挿し込み、さらに大まかに組んだ 船体に挿し込みます。この時点で下地の塗装を行うといいのではないかと思います。完成見本はガイアノーツのピュアホワイトをエアブラシで吹いています。この辺はお好みでどうぞ。シルバーグレーとか赤とかオレンジとかオリーブドラブとか……。

船体は縦置きにもできます。ぐるぐる回して塗装できます。スタンド底部の平面、真鍮パイプ挿し込み部の垂直が出ていないので、少し波打って回ると思いますが、その辺は気にしない方向で……。スタンドを回すことで船首が少し下がったり上がったりなど様々な表情を出せる、というように前向きに考えるとよさそうです。

探査パドルを接着する箇所です。写真は、塗装前に接着面にマスキングテープを貼り、剥がしたところ。接着面は後と横方向にもう少し大きめの範囲になります。

下側の探査パドル接着面。横から見て上下の探査パドルが前後にズレないようにしてください。

塗装のマスキングの失敗例。テープが密着してなかったので塗料が染み、広がってます。表面処理を忘れててザラザラのままだったのが原因だと思います。皆様はこんなことにならないようご注意ください。この後ウェザリングで誤魔化そうとしましたが、単に汚くなっただけでした。

下地の白を塗装後、反物質タンクを接着しているところです。

完成

塗装が終わり、完成。

真鍮線やエッチングパーツ等を使ってもっと細かいモールドを増やしたり、全く違うように改造したり、御自由に想像して製作するのも面白いと思います。

スタンド穴を隠す部品は2個入ってますが、1個は予備です。穴の径が大きいので、マスキングテープ等を巻いて太くしてください。

時々縦にして飾ると、また違った雰囲気を味わえるのではないかと思います。